「いるの? いらんの? 運命の辰吾」 2つのモーツァルト(6)

ロックオペラモーツァルトに鶴見辰吾が出演していた。

それも楽しみの一つだった。


特別にファンというわけでもないけれど

めっちゃ若い時から注目され、いろいろあって
テレビでお馴染みになりすぎちゃった感じもあるのに
それでもオッサンになっても輝いている役者さんであり、
ちょい悪・ちょいエロが・ちょいイカスじゃないですか。

この、お馴染みで既成感のある役者さんが、舞台でどう演じるか
興味もあった。





今回、彼は何と2役を演じた。


一つは酒場の主人。

もう一つは「運命」役。




運命役って… なんやねん???


実際には
ダークなロングコートみたいなのを羽織った悪魔(いや、神か?)をイメージさせるようないでたちで
舞台のどこかしらに意味深に立ち、
時に歌い、時に人をいざない、観客をいざない、
予感や怖さを与える。そんな役。(で良いのかな。)

こんな抽象概念が出てくるのもこのお芝居の特徴の一つであり
おもしろさの一つと言えるのだろう。



けど…
めっちゃ難しいやん、そんな役。


鶴辰はそれを見事にやってのけた。


そう、のけた!んだ、けれども。



先に観たルージュバージョンで
2列目で観てて


まず・・・ 

歯をところどころ塗りつぶして歯並びガタガタっぽくしたクルンクルンの長髪の細身な
オッチャンが出てきてご陽気ご機嫌で身軽に踊り、歌いだしたとき

「んあっ! 辰吾や!」と、声をあげそうになった。ヨロレイヒ~♪

(オイラが勝手に抱いていた既成感を打ち破る。舞台でも素敵。器用でじょうずな役者さんや。)



そのあと今度はブラックシンゴとして
人でなく、象徴として、怖い風貌で出てきて、なんか意味ありげに立ってるのに気づいて

「んあっっっ!!! また辰吾や!!!」とまたまた声をあげそうになり

その「店主」と「運命」の明暗のギャップやら存在やらが何だかツボで




いらんやん、運命役て、別にいらんやん…

(いや、いるけど。)


とか
いろいろ頭の中で勝手にツッコミ入れてしまう自分がいて。


必要以上に気になってしまって。


運命役はきっと、そこまで注目されたらアカンのかもしれませんね。
ごめんなさいね。



(けど、それはそれで楽しませてもらえましたよ、金八っつあ~ん!)

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