飛んだ「恐怖のレストラン」と、ベックウィズ症候群

聖飢魔Ⅱを好きになったきっかけは。



大昔、街である曲を耳にして

「あーー なんだっけこれ  イイなーー  聖飢魔Ⅱかな?」 と思って

そのあと調べたら「ステンレスナイト」だった・・・





そして初めて買った大教典が

5番目の大教典である「THE OUTER MISSION」と

ステンレスナイトが入っている6番目の大教典「WORST [極悪集大成盤]」(いわゆるベスト盤だ)。



それから1999年に解散するまでの「LIVING LEGEND」までと
解散後に出たライブ盤やベスト盤っぽいものなど。まで

ほぼ全ての大教典を買ってきたけれど

一枚だけいつまでも抜けたままだった大教典がある。



それが 「恐怖のレストラン」





死ぬとか殺すとか、

そんなことをあえて聴きたくない時期があって・・・

てなことを、1月21日の日記に書いたけど。


http://osaru-blog.at.webry.info/201101/article_18.html




「恐怖のレストラン」が発売されたとき、
たぶん、息子が小さくて忙しかったんだろう
私はそれをすぐには買いそびれたのだと思う。

そして
娘がお腹の中にでき。


けれど

先に生まれた息子のときは、胎教で悪魔を聴かせていたくらいだったが
(おかげでりっぱな悪魔っ子変人)
(とは言え、息子に胎教で聴かせてたのは、時期的にやはり
「THE OUTER MISSION」と「WORST [極悪集大成盤]」なわけで。
割とキレイ系な曲だったけどね)


娘のときは、いろいろあって、
特に「死ぬ・殺す」を聴く心境になれなかった。



特に、
FC通信に書かれた「恐怖のレストラン」の大教典に関する閣下のコメントを読んで

ますますこの大教典を買うのをためらった。

(確か

「ひどい大教典だから心して聴くように。
1曲ごとに死ぬ!!」

みたいな感じで書かれてたと記憶している。)

ちょっと、怖くなっちまったん。



しかも・・・
その少し前、
連続幼女殺害事件なるものに世間が震撼したときで。

裁判やらなんやらで事件のいろんな情報が耳に入ってくると
とにかく恐ろしくなっちまって。


                 



娘がおなかにいるとき
羊水が増えすぎ、
妊娠中期にしてはおなかが大きすぎるので、なんかオカシイかも。ってことになり。


超音波検査の結果
娘が「臍帯(さいたい)ヘルニア」であることが発覚。



ちゃんと生まれるかワカラン的な感じになった。


生まれるまでちゃんと育つのか
ちゃんと生まれるのか
生まれても手術せんならんので、それに耐えられて、ちゃんと育つのか
何もかもワカラン。 的な。 

(アバウトな言い方やけど、腹の中のことなので、医者も生まれるまではっきり言えないようで。)


私はそれから
とにかくデカくなった腹が苦しくて風呂の中で毎晩泣いていたけれど
(体型的に負担は大きく。)

でも
娘が(まだこのときは性別は知らんかったが)腹の中で大きくなるにつれ
その腹の中での暴れ方は相当なものだったので

こんな暴れん坊がちゃんと生まれてこないはずはないだろうーーとは
なんとなく思っていた。





さいたいヘルニアっていうのは。


母体の腹の中にいる赤ん坊のへそが
・・・本来なら閉じているべき真ん中が・・・開いちゃってて穴が開いたような状態で

そこから赤ん坊の内臓の一部が(さいたいの中やら外へ)はみ出して飛び出しちまってる状態。


はみ出す内臓の部位は、さまざまらしい。



そして、あとわかったことなんだけど


さいたいヘルニアを持って生まれてくる場合、

ただ単にさいたいヘルニアだけ持って生まれてくる場合と
他にも何らかの症状や合併症を持って生まれてくる場合と
二つある。


さいたいヘルニア自体、特殊な状態なので
何かの原因でそうなったんだから、他にも何か持っている場合もありうる。ってことみたい。



まぁ生まれてしばらくして
そのことを知ったんだけど。


さいたいヘルニアだけだと思ってた私は
それだけでも
やっぱりバクダンを抱える身。

死ぬとか殺すとかっての、怖かった。




で、結局、さいたいヘルニアだけではないって
生後何日か経って、わかるわけだけども。





娘は今から18年前に予定日より1ヶ月前に無事に(?)生まれた。


お腹が大きくなりすぎたせいで、破水に似た症状が出て、妊娠7ヶ月で入院し、
早産の危険もありつつ、「24時間毎日点滴」状態で、
そのまま退院もできず、出産まで病院にいて。の、出産だった。
(入院生活は悲惨だったとも言えるが、けっこうオモシロくもあった。)


帝王切開で取り出された娘は、ポラロイドで写真を撮ってもらったあと
すぐに別室へ連れて行かれ、手術を受けた。

口をあけた状態の「へそ」の中へ、飛び出した内臓を押し込む。そして縫う。という手術である。


はみ出し方が大量であった場合は
とりあえず一部を押し込んで、残りはそのままで
人口の皮膚で周囲を覆い、後日また残りを腹に入れていく。

で、何回か、何ヶ月かかけて。ということもある。

と聞いたが、


娘の場合は飛び出していたのは小腸で
1回の手術で収めることができた。


(実際に生まれてみないと、どの程度かははっきりわからないようだ。
超音波の画像でも、さいたいの中まではわからないようだった。
今は、もっと進化してるだろうか???)




ケースに入れられ
鼻からチューブを突っ込まれた娘はその後
多少長引いた入院ではあったが
それでも順調に育ち
退院前の検査でも、脳波と心臓には異常は見つからなかった。


しかし

やっぱり娘は
さいたいヘルニアだけ持って生まれたわけではなかった。ということが
娘の入院中にわかることになる。

他にもいくつかの症状を持って生まれていたのだ。


私はたださいたいヘルニアの手術が成功したから、それで終わり。と思っていたので
最初聞いたときはビックリした。

ええっ!! まだなんかあるのか!?って。




それは、具体的には


・舌が大きい

・耳の溝が特徴的

・体形が大柄

・出生時の血糖値が低い(放っておくと脳障害の危険が。)

・小児がんの発症率が他の子より高い

・内臓肥大になる可能性が他の子より高い


などなど。

と、

・さいたいヘルニア

と。


である。


それらの症状をあわせて持っている子を

「ベックウィズ症候群」 と言うのだそうで。








小さい間はしょっちゅう検査に通った。


そして
小児がんや内臓肥大が危ぶまれる、危険な時期も過ぎ。




無理やり押し込んだ小腸のせいで、お腹にヘンなスキマができたみたいで
それを治す手術もするとかって話もあったが
そのうちお腹の中でしっくりと落ち着いたのか
いつのまにかその話は消えていた。



舌は・・・
いずれは
真ん中で切ってつめる。って手術をした方が良いだろうと言われていた。

確かに、赤ん坊のときの写真を見ると
舌が口からはみ出している。
大きいというより、長くて分厚くてゴツい感じだった。

私は、ヘン!とは、そのときはまったく思わなかったが
成長した娘を見たおばあちゃんが
「小さい頃、あんな顔だったから、どうなるかと、言わなかったけど本当は心配だった。
こんなキレイになるとは思わなかった。」と明かしたときにはビックリした。
なんてヒドイこと言うんだい。と思ったが、あとで写真を見返して納得した。



幼児期にになり
小学校に入り
と成長するうち
口全体も成長して、舌はさほど目立たなくった。けど
受け口になってしまって。

たぶん、舌がゴツイせいで
下あごがそれに対応しようと大きくなったのではないかと思う。


歯医者さんから
「相当キツい受け口なので
自然治癒は不可能でしょう。」と、矯正を勧められた。


どうしよう・・・  と考えるうち時が経ち

そうこうしているうちに
なんでか知らんが

気づいたら受け口は治っていた。


今は受け口でなく、ごく普通である。



自然治癒は不可能と言った歯科医も仰天。






                



そんなこんなで
娘が生まれる前に怖くて買えなかった大教典「恐怖のレストラン」

それからもずっと手を出さないまま

去年、友人からもらうまで
そのままになっていたのでした。







娘は今、17歳。

大柄が特徴。と言われたが、163cmで止まり、
特別大柄と言えない、うらやましい身長だ。
(アタシより11cmも大きい。)

目が大きく、鼻がでかく、髪が長く、
初対面ではハーフと間違えられ(うらやましいが、どこの国? 無国籍風?)



吹奏楽部でラッパを吹き

毎日母は5時起きで弁当を作らされ


おしゃれが好きで


全然勉強しなくても点数を取れる頭脳を持っていたがために
また、生来のぐうたら気質を持っているがために
自分で勉強する習慣のないままにきたので高校での成績はまったくパッとしないヤツになり
(大学どーすんの!?)



小学校中学年まではひたすらニコニコした子だったのに、今は

家ではムスーーっとして
親戚からも「無愛想」とたいそう評判が悪く

部活や仲良しの間でだけはお茶らけるオモロイヤツで


持久走はクラスで最後になることもあるけれど
高校は1日しか休んでおらず
解剖実験は平気で


ギョーザが大好きな

ごく普通の女子高生です。




そして
大きくなったそんな娘が

閣下のソロライブにも1度行き

聖飢魔Ⅱ復活 名古屋ミサにも付き合ってくれて

怖がっていた母とともにジャックを聴いたりなんかしたわけです。

母と違い、娘は仁王立ちで。ネ。

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