高橋大輔、ひこにゃん攻撃に遭う

「ひこにゃん! ひこにゃん! ひこにゃん!!!  (●^o^●) 」

3回叫んで私はぬいぐるみを彼へと差し出した。

ひこにゃんを抱いた彼に、
氷のように冷え切った私の右手を差し向けると
彼は笑顔でその凍った手を取った。

彼の右手は温かかった。  とても。


シンジラレナイ   


            


「プリンスアイスワールド」

日本(プリンスホテル)が主宰するスケートショーで
30年の歴史がある。
今年、その大津公演(滋賀)に、高橋大ちゃんが
直前になって急遽ゲスト出演を決めたので
私も慌ててチケットを取った。
滋賀に住む姉と一緒に行くために。

(遠かった 
大阪市内の端っこにあるうちからだと都合2時間もかかった。
だって、会場である滋賀県立アイスアリーナがあるJR瀬田駅は普通電車しか停まらんし、
それに瀬田からまだバスに乗らねばならないのだ。)


行ってみるまでは
本当にプレゼントを直接渡せるとは思っていなかった。


「もしかして」ってことがあるから「万一のために」。

そう思って私は
ふるさと彦根に住む姉に提案していた。

彦根の一番の有名人「ひこにゃん」のぬいぐるみを
「一応」買って来ないか?? って。 二種頼む。って。

姉は
バッグの他に、
防寒用に、と持ってきたスキーウエアの入った手提げと
そして「ひこにゃん」と「しまさこにゃん(ひこにゃんよりマニアックなキャラ。隠れた人気者)」のぬいぐるみの入ったデカイ紙袋を持ち、
そんなたいへんたいそうな荷物でJR瀬田駅に降り立った。

しかし
大げさな防寒着も、ひこにゃん&しまさこにゃんも
決して無駄にはならなかった。

場内はどんだけ厚着をしても寒かった。

そして大ちゃんは笑顔でヘンな姉妹のプレゼントを受け取ってくれたのだ。


        


ショーは、

八木沼純子率いるプリンスアイスワールドチームの、
ショーアップされたいろいろなステージを軸に、
合間合間に国内の有名選手がゲストとして順番に演技を披露する。

という構成になっている。


私は、本田と八木沼は
ナマで見るの、初めてだった。

八木沼は細い体で、リーダーとしてとてもがんばっていた。
美しくて人形みたいだった。
プリンスアイスワールドチームもがんばっていた。
途中まではテーマの関係か、
ちょっと「ぬるい感」がただよっていたけれど
(ペアのフィオナ・ザルドゥア&ドミトリー・スハノフの
スゴイ演技を観てしまったら
どうしても他のものがぬるく思えてしまう。)
けれど、途中から、大爆笑の場面もあり、
上質のコント(2人組の演技)あり、
スピード感あふれるパワフルな演技あり。


本田武史は、気品あるプロフェッショナルな感じで
その堂々としたダイナミックな演技は私たちを魅了した。
(私たちがいた東側の席は、リンクの構造上か、演技の構成上か、
出演者があまり跳んだりはねたりしてくれないサビシイ場所で、
「ないがしろ感」を感じてすねてたんだ。
でも
本田くんは、そんな疎外感を味わっていた私たちのキモチを知ってか知らずか
2回も東側の席のすぐそばでジャンプしてくれた。
エエ人や~)



最後の最後に登場した大ちゃん。

演技はやっぱり 「ヒップホップ白鳥の湖」。
試合のショートプログラムをフルで披露してくれた。

(あたしゃ、これが一番好きなんだ
この演技が見たくて去年、ショートプログラム限定で大会も観に行った。
そのあとのエキシビションでも「白鳥・・・」だったし、
結局、これをナマで見るの、3回目になってしまった


そしてこのとき
演技を終え、観客の声援に応えて手を振る大ちゃんに
ヘンな姉妹はぬいぐるみを振りながら
「大ちゃ~ん!!」と叫んでいたら、
大ちゃんが見た!!!
ひこにゃんを!!!

(ありがちなファンの思い込み??
いやぁ でも、たぶん、見たと思う。じっと。
いい意味でか悪い意味でかわからんが、ひこにゃんが目を引いたのか、
それとも
同じ顔をしたおばちゃんが二人、
おんなじようにぬいぐるみを振り回しているのが珍しかったのか。
わからないけど)

実際に渡せたのはフィナーレが終わってからだ。

出演者がリンクを回ってきてくれるのだ。

全員がプレゼントや花を渡せたのかどうかはわからない。
(後ろの方の座席の人はどうだったんだろうか??)

しかし出演者はみんな、気持ちよくファンに応対していた。


八木沼純子に
恩田美栄に
村主章枝、
中野友加里、
武田奈也、
本田武史、
ペアのフィオナ・ザルドゥア&ドミトリー・スハノフ。


順番に握手してもらった。


そして大ちゃんと静香(荒川)は最後だ。彼らはゆっくりしか進めなかった。


やっと大ちゃんが来てくれて
姉は「しまさこにゃん」を渡し、
姉は「大ちゃん、サイコー」だったか何だったか
なにやらめちゃめちゃ高飛車なことを口走っていたような気がする。
(おーい、やめてくれぃ)

私は
とにかく「ひこにゃん!」を連発して「にゃん」を彼の腕に持たせた。(ヘンな人やぁ)

そして、何か話しかけたんだけど
わすれた・・・ (>_<)

大ちゃんは笑顔で答えてくれた(@´_`@)


そんな風に
私たちのいた付近はとにかく大ちゃんで盛り上がり、
一番最後に回ってきていた女王、静香はここに来て
とうとう
大ちゃんを追い抜いて、行ってしまった。

姉は大ちゃんに夢中でそのときはそのことにまったく気づかず
静香と握手も話もできなかったことをくやしがっていた。

私は
細くて美しい白い女王が大ちゃんの後ろをスルーして行ってしまったことに
実は気づいていた。

そしてそれをむしろ嬉しく思っていた。

だって、確かに静香は美しくて
白くて細くて華麗で、
演技は「格が違う」って感じで。
だから目の前に来たら、握手したくなってしまう。

だから困ってたんだ。
静香とは握手したいけど
でも・・・
大ちゃんのあと、誰とも握手したくない やん。


私は今日も大ちゃんとおそろいの香水を身につけ
(いや、ちょっと前の情報だからもう違うかもしれんけどさ。)
そうしてきのうのシアワセをかみ締めるのだった。



        


姉が、私用に買ってきてくれたひこにゃんマスコット。
大ちゃんとおそろい(渡したぬいぐるみとおそろい)だから、
そっこーかばんにつけろ」と命令が下った。のでつけた。
 
(姉のバッグにはすでにしまさこのマスコットが。)
  
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PS:ここまで詳細に書くべきかどうか、本当はちょっと迷った。
  とにかく嬉しくてもったいなくてしまっておきたい。ってキモチと、
  こんなこと話したら、行きたい人が増えて
  チケット取るのが難しくなったらイヤだ。ってキモチもあり。

  でもねぇ・・・ 書くことにした。
  それは・・・
 
  大ちゃんの日記にも書いてたけど

  スケートのリンクはここんとこずっと閉鎖されてく傾向にあって
  大ちゃんがお世話になっていたリンクもそれは例外ではなく。
  そんな悲しい現実があって、日本でスケートをする人たちにとっては
  決して恵まれているとは言えない状況で。
  でも、そんな中で、それでも世界に通用する選手が出てきている。
  それは、とってもとってもスゴイことなんだ… って。
  
  だから大ちゃんは、 
  スケートを応援してくれる人が増えたらウレシイし
  スケート界が盛り上がるよう、
  それにちょっとでも貢献できたらイイな。
  と思っているわけで。

  だからアタシも、けちなこと言わんと
  話そうと思ったのさ。
 
  みんな、フィギュアスケート、スゴイよ。
  カッコいいよ。
  
  女子ばっかり放映されるケド
  男子もスゴイよ。 
  (ほとんどがイケメンです



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