(5)癒されたことば=歌えなかったレッスン=

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スムウキイのこと ⑤ 

癒されたことば
=歌えなかったレッスン=



歌う気持ちになれないときがあった。

ふたりの友人をなくすかもしれないと思った日があった。


私には
古くからの知人で
あほなことを言い合える
(親友なんて美しいものではなく)
“アホ友”とも呼べる友がいた。

そいつは
とにかく腹の立つことばかり言うし
人の気持ちを逆なでするようなことをわざと言うようなところがあったけれど
私はそいつには、
本当のことが言えたし、ウソも言えたし、ギャグの応酬も繰り広げられたし、
なんでもぶつけることができた。

うまく説明できないのだけれど
わかりやすく言うと・・・?

「きさまのようなガンコ者は、のたれ死んでしまえ!!」などという
罵声さえ遠慮なく言い放てる相手だった。
(わかりにくいってか)

そのカンケーは周りからはわかってもらいにくいかもしれない。
そして、もしかしたら、それは
ねじまがった、まちがったカンケーだったのかもしれない。


もう一人、私には
かわいくて優しい友人がいた。
昔から知っていたけど、
親しく付き合うようになったのはここ数年のことだった。
私が誘うと、彼女はうれしそうに付き合ってくれたし
いろいろおもしろがって一緒に遊んでくれて、
いろいろ相談にも乗ってくれた。
楽しかった。 ・・・と思っていた。私は。


しかしーーー
あることがきっかけとなり、
二人の友をなくすかもしれないと思う日が来たのだ。

なくすかもしれない・・・
そう思ったとき、初めて
私は、アホ友の存在の大きさを思った。
私は、何でも言えるその彼をなくしたくないと
「そのときは」思ったんだ。

けれど、どうしていいか私にはわからなかった。


(与えてもらうばかりで
 何かをしてもらうばかりで、
 私は二人に何もしてはあげられなかったのかもしれない。
 これもキレイごとだって言われちゃうかな?
 今だってそうだ。
 自己本位な私は自分のために生きていて
 人に助けてもらってばかりいる。
 自分は人のためになってないのに。)


何もかもわからなくなって
どうしていいかわからなくて
一番落ち込んでいるときに
レッスンの日が来た。

歌う気持ちにはなれなかった。

外へ出るのも
地下鉄に乗るのも
しんどいと思った。

けれど
レッスンには行きたいと思った。
スムウキイに会いたいと思った。
カオを見たいと思った。

スタジオに着いて私は

すみません
今日は気持ちがしんどくて歌えそうにありません

と彼に告げた。

スムウキイは言った。
「そんなときは歌わなくてイイです。
今日は歌わなくてイイ。」 


そして・・・ 彼はこんなことを言った。


「悩む」 はやめて 「ちょっと考える」 にしてみたら?(^_-)

Yoshimiさんは、感受性が鋭くて感性がとても豊かな人です。
それは・・・ともすれば
いろんなことを感じすぎてしまったり、傷つきやすかったり、
しんどい思いをたくさんするという側面をもっているかもしれないけれども、
しかし
その豊かな感性や感受性は、
他の人にはない、
あなただけが持っている、とてもすばらしいものです。
感じることができるというのはスゴイことです。
だからこそ、いろいろ感じて、いろいろなものが書けるのだし。



私はオドロイタ。
そしてウレシカッタ。

すごくすごくうれしかったんだ。


そして。
私は知っている。

スムウキイ自身、とても繊細で、感性と感受性の宝庫で、
いっぱいいっぱい感じられる人なのだ。 
ということを。

 (よくは知らんけど。でも知っている。)

  つ づ く  

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この記事へのコメント

吾輩
2008年01月29日 00:47
>今日は歌わなくてイイ。
こういう台詞を聞くと思いやりというか、人間的な幅、深みを感じてしまいますね。
Yoshimi
2008年01月29日 10:27
今思えば、
ボーカルレッスンなのに何のこっちゃ!?カッコわるぅ
と、恥ずかしくなります。
ああ恥だらけの人生。
そしてスムウキイに感謝。
吾輩
2008年01月30日 00:37
いやいや、こう言ってくれる先生はなかなかいませんよ。良い師に出会いましたね。
Yoshimi
2008年01月30日 21:27
いやぁウレシイですね。
自分の好きな先生が褒められるのは。
自分が褒めらるよりウレシイくらい
・*゜★。(*´∀`)。*゜☆・