悪魔のライブ =Mの悲劇 編=

あのライブの日。
同伴者であるMちゃんが倒れた。
あの「健康がウリ」の元気筋肉少女(少女とは言い難いが。)のMちゃんが。

それは、あのデーモン小暮閣下の
デーモン’ズ ロック アンコールライブ、
(私が参加した中では最後のライブであるところの) 
9月1日の名古屋公演のときのことだ。

悪魔初心者のMちゃん。
「デーモン閣下は歌が上手い」 しか知らなかったMちゃん。
「でもいっぺんデーモンのライブに行ってみたい」と言って、名古屋まで来てくれたMちゃん。
「聴いとくわ」と言ったので予習MDを作ってあげたのに、「MDウォークマンが見つからなかったからMDは結局一回も聴かなかった」と当日になってから言い出したMちゃん。
パワフルで働き者のMちゃん。

そんな彼女。
初めてのデーモンライブ参戦というのにいきなりすんげえ間近での悪魔鑑賞となった。

私は、
閣下の耳の溝までクッキリと見えちゃうあの近さで(そんなとこまで見なくてイイんだけど見ちゃった)、
こんな状態なら見れるだけ見ないともったいない・・・みたいに
ただただ閣下を見つめていた。・・・ので、
Mちゃんのライブ中の様子を見るヒマが少しもなかったのだが ^^;
彼女なら大丈夫だろうという自信はあった。
あとで聞いた話によると、Mちゃんは、初めての参戦にもかかわらず、
しかも、予習も一切していないくせに、
「ノリノリ」だったそうだ。  (やっぱり!!)

しかししかししかし!!!
そんな彼女を、1回目のアンコールのあと、悲劇が襲う。

貧血? 酸欠? 脱水症状?

睡眠不足のせいかと思うが、突然彼女は頭がボーーーっとした状態になり
音が聞こえにくくなり、
立っていられないくらいカラダがしんどくなってしまった。

2回目のアンコールのコールの最中に
彼女はフロアを離れることにした。
私に心配をかけまいと、
「トイレが限界~ トイレ行って、あとは後ろで見とくわ」という嘘をついて。

そしてこのとき、「カバンを出したいからロッカーの鍵を貸して」と言って
私から鍵を受け取り、人波をかき分けて消えていったのだが
実はこのあとの不運のせいで、彼女の悲劇はまだまだ続いていったのだ。

「ロッカーの場所がわからない」

このことに彼女が気づいたのは
倒れそうになりながらも何とかロッカーのある2階に上がってすぐのことだった。

鍵についているロッカー番号が消えており、のっぺらぼうの状態だったのだ。

ライブ前に、フロアにMちゃんを待たせてロッカーに二人分の荷物を入れたのは私。
だから彼女は場所を見ていない。
そしてもう一つ不運だったのは、
私は鍵番号が消えていることに気づいていなかったのだが、
トイレが限界の彼女が即ロッカーにたどり着けるよう、
「2番のロッカーだよ。奥の方だからね!」とわざわざ告げていたにもかかわらず、
彼女は体調不良で耳がボーーーっとしていたので
私の声がほとんど聞こえていなかったのだ。


ここで、
「なぜ体調不良のMちゃんがロッカーの中のカバンを必要としたのか。」
について述べておく。

彼女のカバンの中にはオレンジジュースが入っていた。
とにかくまず水分補給すれば落ち着くだろうと自分で感じたらしい。

・・・ひとこと断っておくが、このオレンジジュースはペットボトル入りではない。
前回の教訓で、名古屋会場はペットボトル持ち込み不可と知っていたので、
袋入りジュース(ウィダーインゼリーが入っているような形の)なら良いだろうと
わざわざ探して買っていたのだ。
この形状のものはゼリー飲料がほとんどだが、
わずかに「クー」のオレンジジュースとリンゴジュースのみ見つけることができた。
Mちゃんにも一つプレゼントしてあったので、彼女はそれを思い出し、
ロッカーへと向かったわけである。

というわけで、倒れそうな彼女は、ズラッと並んだロッカーを前にして愕然としたわけだ。

しかし救いの主は現れた。
たまたま同じようにロッカー番号がわからず探している男性がいたのだ。
具合の悪そうなMちゃんを見かけて声をかけてくれ、
一緒にロッカーを探してくれたそうだ。

そしてやっと2番のロッカーに行き着くことができ、
オレンジジュースにありつけたMちゃんは元気になり
何も知らない私がライブ後彼女と再会したときには
ほぼいつも通りのMちゃんだった。

そうして彼女はお土産のうなぎパイも買い込み、
元気に大阪への帰途についたのでありました。

(だからぁ、ロックのライブの帰りにうなぎパイを買うなってば。
そしてうなぎパイは浜松みやげだってば。

名古屋ELLさん、
お願いです。
ロッカーのキー番号、消えてないかチェックを!!

            

最後に、Mちゃんからこのライブの話を聞いた友人のIから
後日、
こんなおホメのメールをもらったので
紹介しておこう。


 「健康がウリ」のMちゃんが倒れるようなライブで
 「病弱がウリ」のYoshimiさまが生き延びるなんて・・・。
 悪魔信仰は(;-_-+  ・・・すばらしい

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この記事へのコメント

吾輩
2007年09月13日 01:03
あのただならぬ会場、やはりドラマがあったのですね。にしても恐るべし悪魔パワー放射、信者にとってはタフな環境での御加護のエネルギーなのか。
Yoshimi
2007年09月13日 21:11
そうなんす。Mちゃん、楽しかったと言うてくれたのですが、気の毒なことで。
次回は予習してもう少し信仰心を持ってリベンジしてもらわなきゃ!(次回があったらイイんすが(;;))